ルワンダは今年11月28日、英連邦へ加盟することを、翌29日にはフランスとの国交を回復することを正式に発表した。
<公式声明>
「ルワンダ共和国の英連邦加盟についての公式声明」(ルワンダ大使館HP、2009年12月6日)
「ルワンダ、フランスと国交を回復。」(ルワンダ大使館HP、2009年12月6日)
<関連ニュース>
「ルワンダ、英連邦に加盟 旧宗主国は独・ベルギー」(asahi.com、2009年12月1日)
「ルワンダの英連邦加盟 欧米重視 仏とは国交回復」(オクスフォード・アナリティカ、2009年12月4日)
NHK BS1で12月12日午後11:10~翌日0:00、ドキュメンタリー番組「“償い”と“赦し”の家造り ~ルワンダ・大虐殺からの模索~」(制作: NHK / NHK情報ネットワーク(日本) 2008年)が再放送される。
以下、内容について上記HPより引用。
民族対立で約80万人が虐殺されたといわれるアフリカのルワンダ。今、加害者が破壊した被害者の家を再建することで「和解」を促す取組が進められている。加害者に罪を自覚させ、懲罰でなく被害者へ現実的な償いをさせて両者の対話を行う試みは従来になく、人々の負った深い傷の修復が進むか、国の内外から注目されている。
多数者フツ人の急進派民兵らが、ツチ人や穏健派フツ人を虐殺したのは1994年。発生から14年経つが、殺戮の記憶や身体的な傷を抱えて苦しむ被害者は後を絶たず、加害者の責任追及を厳しく求める声も少なくない。また、百万人に上ると言われる虐殺の容疑者はその数があまりに多すぎるため裁判がなかなか進まず、国の再建の足かせともなってきた。そこで政府は地域の揉め事を解決する村の慣習的な“裁判”「ガチャチャ」を活用して裁きを進め、真実を告白した加害者には懲役ではなく労働奉仕刑を科して減刑し社会復帰を図っていくことにした。
この労働奉仕刑のプログラムの一つとして注目されているのが「家造りプロジェクト」だ。現地NGO・REACHで働く佐々木和之さん(42)が発案し、一年前から実行に移されている。家造りの作業を通して双方が向き合う中で、加害者を「赦す」という被害者も現れた。加害者と被害者が「和解」に向けて歩み寄ることはできるのか。番組では、真実を明かそうとする“ガチャチャ”の取組みと、労働奉仕刑の受け皿として始まった「家造りプロジェクト」の様子を描き、「和解」に必要なものは何なのかを探っていく。
2009年12月7日~18日、京都造形芸術大学や京都市内において「第3回世界アーティストサミットASK2009」が開催される。参加アーティストはハーヴェイ・ボータース、ピチェ・クランチュン、ナリン・チャミンダ・ミーマナージ、ケン・シャレム、上田麻希、マルジェット・ウェッセルス・ボアの6名。
以下、概要について上記ホームページより抜粋。
2009年12月、京都造形芸術大学において「第3回世界アーティストサミット ASK2009」を実施します。 世界が直面する深刻な問題に対し、アート・デザインの想像・創造力によって解決策を提案し、発信する」というミッションを掲げながら、今回はこれからの時代を担う若い世代への刺激と彼らとの協働をより多く生み出すため、次の新しい試みを実施します。
■ASKアーティストの新しい選抜-世界規模の指名コンペ形式
アート・デザインの分野で活動する20~40代前半のクリエーターを、学内、過去のASKアーティスト、ASKコミッティーからの推薦をベースとした指名コンペ形式で選抜。すでに著名であることよりも、学生により近いロールモデルであり、かつ未来に向かって発信する力の強いクリエーターを選ぶ。
■スチューデント・アーティスト(SA)制度の新設-「学生」だけどアーティスト
ASKアーティストと同等の立場で、世界が直面する問題を取り上げ、解決策を考える大学生アーティストがASKに参加します。公募により12名を選抜。ASKアーティストのプロジェクトに参加しながら、個々の問題解決策のプランニングを行います。
■アーティスト・イン・レジデンスの新設-京都での滞在活動
ASKアーティストは約2週間、大学で滞在活動(アーティスト・イン・レジデンス)を行います。その間、世界の問題に対する解決策を思考するだけでなく、SAを含む選抜学生とプロジェクトや、学内外でレクチャー、ワークショップなどを行います。
■公開プレゼンテーションの新設-若い世代からの提案
アート・デザインという切り口から、世界の問題解決に向け、何が可能かを若い世代が提案する場として新設。「全国高等学校デザイン選手権大会」優秀校3校の高校生と、最終選抜されたSAが、アート・デザインによる問題解決プランをプレゼンテーションする。また、ASKアーティストが滞在中に実施したプロジェクトの成果も発表される。
■パネルディスカッションの実施-ASKから京都国際芸術祭へ
アーティスト、デザイナーによる世界の問題解決策の提案を行うASKを、京都だからこそ可能な先鋭的な文化発信となる、京都国際芸術祭の第1歩としたいと考えます。その可能性を探るために、国内外の国際芸術展に関わってきたパネリストや京都からアートを発信するパネリストを迎え、「アート、デザインを通じての地球再生」をテーマとした京都国際芸術祭を考えるパネルディスカッションを行います。
スーダンのヒップホップ・ミュージシャンであるエマニュエル・ジャルは、約13年間にわたって少年兵として過酷な状況下で暮らし、生き延びた。「Emmanuel Jal: The war child fighting for a better future」(CNN、2009年11月27日)によれば、ジャルは自分が受けられなかった教育を、今日のスーダンの子供たちに受けさせるため、母国に学校を設立しようと計画している。その資金が溜まるまで部分的な断食を続行している。
「教育は、私の母国にとって唯一の道なのです。人々に教育を与えないということは、彼らの力を失わせるということです。生き延びる方法を与えないということなのです。」エマニュエル・ジャル
現在発売中の写真雑誌「PHOTO GRAPHICA【フォトグラフィカ】」(MdN、2009年冬号)において、Jonathan Torgovnik『Intended Consequences: Rwandan Children Born of Rape』が2か所で紹介されている(竹内万里子「2009年の写真集と写真評論書」、姫野希美インタビュー「赤々舎 冬の陣」)。
写真家・瀬戸正人氏の個展「Varzea – バルセア 消えゆく土地 cité soleil, Haiti 2009」が、新宿のPLACE Mで現在開催されている(~2009年12月6日まで)。北半球最大のスラムのひとつ、ハイチのシテ・ソレイユを撮影した作品群。
CNNの番組「Former Rwanda official warns of violence」(2009年11月20日)において、前ルワンダ議会議長のジョゼフ・セバレンツィは、フツとツチの間の和解は必ずしも順調に進んでおらず、ルワンダが再び混乱と暴力状態へと陥る危険性があると警告している。それに対してフィリップ・ゴーレイヴィッチ(『ジェノサイドの丘』(原題:We wish to inform you that tomorrow we will be killed with our families)の著者)は、より楽観的な見通しを述べている。
2010年8月、ルワンダでは94年のジェノサイド後2度目となる大統領選挙が実施される予定であり、ポール・カガメ大統領の再選がほぼ確実視されている。
ヒューマン・ライツ・ウォッチの2009年10月7日の報告によると、このたび「アリソン・デフォージュ人権活動家賞」がビルマ、コンゴ民主共和国、エチオピア、ロシア出身の4名の優れた人権活動家に対して授与された。彼らはそれぞれ当局の脅迫や迫害にもかかわらず、地道に活動を続けている。
「SURF (Survivors Fund)」は1997年にイギリスで設立された、ルワンダのジェノサイド生存者を多岐にわたりサポートする団体。そのウェブサイトも関連情報やリンク、リソース集など充実している。
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